2014年 03月 13日
「春を祝う、春を摘む」 ご報告
2014年、最初の『落雁と季節の会』
新しいスタイルにて、2/21(金)・22(土)に開催致しました。
お運び頂きました皆様、ありがとうございました!
今年の会場は、昭和の邸宅 一欅庵(いっきょあん)
古き良き趣きある場所で、春夏秋冬を楽しみます。
折しも、雪!雪!と2週間連続で週末が大雪に覆われた2月。
かなりお天気を心配しましたが、清々しく晴れてくれた二日間でした!
でも、お庭にはまだ雪がしっかりと。
今までにない風情でした^^
玄関を開けて入り靴を脱ぐと、そこには障子が!
再び開けて入る、今にはない贅沢な間取りです。
この障子で玄関をオープンにしていても、寒さを和らげていました。
帰りは、この障子を見落として玄関が分からなくなる!という楽しさも(笑)
早くから年間予約を頂いたり、二日間、満員御礼だった 春の回。
ありがとうございます。
落雁を作ることは、とても単純な作業なのですが、
皆さん夢中で、詰め詰め。
慣れてコツが分かってくると、3色混ぜてみたり、
皆さんオリジナルに挑戦されてましたよ!
お着物&割烹着の方も多く、いつも皆さんにお会いすると眼服です。
もちろん、お洋服でも全然OK!ですょ。
春のカタチは、タンポポ・土筆・蕗の薹・もぐらのもぐちゃん、摘み籠などなど。
ぺたこオリジナルの型で作るので、
ココにしかないカタチ
今までみたことがない!
と言われる楽しいカタチ、美しい季節の姿を映しています。
皆さんの作りたての落雁を少しずつ拝借して、
最後のお茶席にて皆さんで召し上がって頂きました。
器は、今回の新しいスタイル、季節を一緒に楽しんでくれる作家さんの春の新作。
陶芸作家 鈴木陽子さんの春のお皿は赤絵の蝶。
春の野を映すように、盛りつけました。
お味もオリジナルです。
くちなしの染め粉で色を付けた黄色は 糯米とお砂糖本来の味を楽しめるプレーン
白いふわっと香る カモミール
香ばしさも少し感じる うぐいすきなこ の三種。
会では毎回、作って頂いた落雁を日本のお包みをして、
すぐにプレゼント出来るように考えています。
今回は、春の野摘みにちなんで、最古の包装素材である 経木(きょうぎ)でお包みを。
薄く曳かれた木の板は、文字を書いたり、モノを包んだりするのに、
紙が貴重な時代から使われていたもの。
ちょっと昔はまだまだ良く使われているのを見かけましたが、今は少なく。
日常で経木を使うコツなどを含めて、お包みの吉凶含めてお伝えしました。
最後は、雪の庭が見える茶室で一服を。
茶席で困らない基本のお菓子の頂き方、お抹茶の頂き方をお伝えしながら、
お一人ずつお点て致しました。
茶室の床には、「 日々是好日」
すべて月日を重ねた一欅庵さんに伝わる設えで四季を楽しんで頂くのも、
今年の会の魅力です。
春の回は、雛のしつらえ。
一欅庵に伝わるおひな様が皆様をお迎えしてくださいました。
三人官女がひとりだけ…というのは、二人はお嫁にいったという謎の逸話があったりも。
歴史あるお宅ならではのお話です。
小さな五人囃子が奏でていてくれたり、
お部屋の彼方此方でおひな様に出会うことができました。
二日間とも、一欅庵の辻家の方々には本当にお世話になりました。
はじめての企画で色々と不手際もありましたが、
この素晴らしい場と一欅庵を守る方々に助けられました。
建物のいろいろなお話を聞かせて頂いたり、
いつもは非公開なので、ご近所で気になってらっしゃる方も見学にこられていたり、
ワークショップ以外はフリーでご覧頂ける二日間でした。
このスタイルは夏秋冬ももちろん続きますので、
ワークショップに参加されなくても、お楽しみがいっぱい待っている二日間です♪
落雁のワークショップのお隣の部屋は、和キッチュのコーナー。
カラフルな春らしい手刺繍の半衿や、
レジンで作られた落雁とお揃いのアクセサリーなどなど。
季節毎の新作がいち早く並びます♪
こちらのお部屋、神棚やボンボン時計も必見です。
ゆったりとした時間を告げてくれています。
2階にも作家の新作が並んでいます!
和の石けん うずまき堂さんの作品は、可愛すぎて使えなくなる!という声続出。
落雁の型でコラボした カモミール石けんも並んでいましたよ♪
洗面所などの水廻りでは、うずまき堂さんの石けんを使って頂きました。
泡立ちよく、香りよく、肌に優しい^^
夏はどんな色、カタチ、香りが並ぶのか、これまた楽しみです。
陶芸作家 鈴木陽子さんのコーナーは、軽やかな染付、赤絵などの器がずらり。
今回、初めて茶道具にもチャレンジ!
落雁のお茶席でも水指、茶碗、菓子皿で実際に使うところをご覧頂きました。
その中で、日常の器と茶器との作る上での違い、値段の違いのことなども最後にお話頂いたり。
陶器の帯留も並んでいましたよ。
次回は、7/25・26 「秋を喜ぶ、秋を拾う」 に登場されますので、お楽しみに☆
奥の部屋は、作家モノを扱う 野庵& 姫コ さん。
庵に托されたビンテージの着物や帯がずらりと並び、次のお嫁入り先を待っていました。
ココから、着物の楽しさにハマル人続出!のコーナーです。
新作の深堀さんのクリアファイル
姫コさんのリーフレットは、折りにもこだわった素敵なもの。
姫コさんの新作 木花咲耶姫 の花冠 は、ため息ものでした。
床の間が可愛らしいしつらえになっておりました。
春色のお草履もありましたよ♪
登録有形文化財の建物まるっと春のしつらえと春の小物たちで埋め尽くされた2日間。
私達も楽しみました!
参加者のblogなどでも当日のご報告が色々上がっています。
▼一欅庵の楽書き : 落雁と季節の会~春~・レポート
▼うずまき堂 : 2月23日 落雁と季節の会、無事に終了
▼鈴木陽子 : イベントや展示会を終えて。
▼野庵 : 「落雁と季節の会」 春を祝う 春を摘む * ご報告
▼和キッチュ(ぺたこ):西荻窪の落雁と季節の会、無事終了いたしました♪
季節のよって参加メンバーが入れ替わったりしますが、
その季節を共に楽しむ仲間たちに恵まれての2014年の『落雁と季節の会』です。
より多くの皆様に、季節を楽しんで頂きたいという想いを込めて、
今年から『落雁と季節の会』の開催時には、フリーでご覧頂き、
共に見て、触って、感じて、楽しんで頂ける 作家の季節の新作発表会を一緒に行っています。
これからの夏・秋・冬もますますパワーアップしておおくり致しますので、
どうぞお楽しみ☆
次回は
5/23(金)・24(土) 「夏を過ごす、夏を寄せる」
夏のカタチ、味、色、風景で皆様のお越しをお待ちしてます!
ワークショップのお申し込みは、4/21 より。
またこちらのblogにてご案内致します。
案内メールも間近になりましたら、配信しております。
ご希望の方は、コメント欄にお名前、アドレスをお書き込みください。
承認制ですので、公開されることはありません。
それでは、夏にお会い致しましょう♪
(phot by. 毬詠・ペタコ・鈴木万由香・鈴木陽子・一欅庵・彩詠)
新しいスタイルにて、2/21(金)・22(土)に開催致しました。
お運び頂きました皆様、ありがとうございました!
今年の会場は、昭和の邸宅 一欅庵(いっきょあん)
古き良き趣きある場所で、春夏秋冬を楽しみます。
折しも、雪!雪!と2週間連続で週末が大雪に覆われた2月。
かなりお天気を心配しましたが、清々しく晴れてくれた二日間でした!
でも、お庭にはまだ雪がしっかりと。
今までにない風情でした^^
玄関を開けて入り靴を脱ぐと、そこには障子が!
再び開けて入る、今にはない贅沢な間取りです。
この障子で玄関をオープンにしていても、寒さを和らげていました。
帰りは、この障子を見落として玄関が分からなくなる!という楽しさも(笑)
早くから年間予約を頂いたり、二日間、満員御礼だった 春の回。
ありがとうございます。
落雁を作ることは、とても単純な作業なのですが、
皆さん夢中で、詰め詰め。
慣れてコツが分かってくると、3色混ぜてみたり、
皆さんオリジナルに挑戦されてましたよ!
お着物&割烹着の方も多く、いつも皆さんにお会いすると眼服です。
もちろん、お洋服でも全然OK!ですょ。
春のカタチは、タンポポ・土筆・蕗の薹・もぐらのもぐちゃん、摘み籠などなど。
ぺたこオリジナルの型で作るので、
ココにしかないカタチ
今までみたことがない!
と言われる楽しいカタチ、美しい季節の姿を映しています。
皆さんの作りたての落雁を少しずつ拝借して、
最後のお茶席にて皆さんで召し上がって頂きました。
器は、今回の新しいスタイル、季節を一緒に楽しんでくれる作家さんの春の新作。
陶芸作家 鈴木陽子さんの春のお皿は赤絵の蝶。
春の野を映すように、盛りつけました。
お味もオリジナルです。
くちなしの染め粉で色を付けた黄色は 糯米とお砂糖本来の味を楽しめるプレーン
白いふわっと香る カモミール
香ばしさも少し感じる うぐいすきなこ の三種。
会では毎回、作って頂いた落雁を日本のお包みをして、
すぐにプレゼント出来るように考えています。
今回は、春の野摘みにちなんで、最古の包装素材である 経木(きょうぎ)でお包みを。
薄く曳かれた木の板は、文字を書いたり、モノを包んだりするのに、
紙が貴重な時代から使われていたもの。
ちょっと昔はまだまだ良く使われているのを見かけましたが、今は少なく。
日常で経木を使うコツなどを含めて、お包みの吉凶含めてお伝えしました。
最後は、雪の庭が見える茶室で一服を。
茶席で困らない基本のお菓子の頂き方、お抹茶の頂き方をお伝えしながら、
お一人ずつお点て致しました。
茶室の床には、「 日々是好日」
すべて月日を重ねた一欅庵さんに伝わる設えで四季を楽しんで頂くのも、
今年の会の魅力です。
春の回は、雛のしつらえ。
一欅庵に伝わるおひな様が皆様をお迎えしてくださいました。
三人官女がひとりだけ…というのは、二人はお嫁にいったという謎の逸話があったりも。
歴史あるお宅ならではのお話です。
小さな五人囃子が奏でていてくれたり、
お部屋の彼方此方でおひな様に出会うことができました。
二日間とも、一欅庵の辻家の方々には本当にお世話になりました。
はじめての企画で色々と不手際もありましたが、
この素晴らしい場と一欅庵を守る方々に助けられました。
建物のいろいろなお話を聞かせて頂いたり、
いつもは非公開なので、ご近所で気になってらっしゃる方も見学にこられていたり、
ワークショップ以外はフリーでご覧頂ける二日間でした。
このスタイルは夏秋冬ももちろん続きますので、
ワークショップに参加されなくても、お楽しみがいっぱい待っている二日間です♪
落雁のワークショップのお隣の部屋は、和キッチュのコーナー。
カラフルな春らしい手刺繍の半衿や、
レジンで作られた落雁とお揃いのアクセサリーなどなど。
季節毎の新作がいち早く並びます♪
こちらのお部屋、神棚やボンボン時計も必見です。
ゆったりとした時間を告げてくれています。
2階にも作家の新作が並んでいます!
和の石けん うずまき堂さんの作品は、可愛すぎて使えなくなる!という声続出。
落雁の型でコラボした カモミール石けんも並んでいましたよ♪
洗面所などの水廻りでは、うずまき堂さんの石けんを使って頂きました。
泡立ちよく、香りよく、肌に優しい^^
夏はどんな色、カタチ、香りが並ぶのか、これまた楽しみです。
陶芸作家 鈴木陽子さんのコーナーは、軽やかな染付、赤絵などの器がずらり。
今回、初めて茶道具にもチャレンジ!
落雁のお茶席でも水指、茶碗、菓子皿で実際に使うところをご覧頂きました。
その中で、日常の器と茶器との作る上での違い、値段の違いのことなども最後にお話頂いたり。
陶器の帯留も並んでいましたよ。
次回は、7/25・26 「秋を喜ぶ、秋を拾う」 に登場されますので、お楽しみに☆
奥の部屋は、作家モノを扱う 野庵& 姫コ さん。
庵に托されたビンテージの着物や帯がずらりと並び、次のお嫁入り先を待っていました。
ココから、着物の楽しさにハマル人続出!のコーナーです。
新作の深堀さんのクリアファイル
姫コさんのリーフレットは、折りにもこだわった素敵なもの。
姫コさんの新作 木花咲耶姫 の花冠 は、ため息ものでした。
床の間が可愛らしいしつらえになっておりました。
春色のお草履もありましたよ♪
登録有形文化財の建物まるっと春のしつらえと春の小物たちで埋め尽くされた2日間。
私達も楽しみました!
参加者のblogなどでも当日のご報告が色々上がっています。
▼一欅庵の楽書き : 落雁と季節の会~春~・レポート
▼うずまき堂 : 2月23日 落雁と季節の会、無事に終了
▼鈴木陽子 : イベントや展示会を終えて。
▼野庵 : 「落雁と季節の会」 春を祝う 春を摘む * ご報告
▼和キッチュ(ぺたこ):西荻窪の落雁と季節の会、無事終了いたしました♪
季節のよって参加メンバーが入れ替わったりしますが、
その季節を共に楽しむ仲間たちに恵まれての2014年の『落雁と季節の会』です。
より多くの皆様に、季節を楽しんで頂きたいという想いを込めて、
今年から『落雁と季節の会』の開催時には、フリーでご覧頂き、
共に見て、触って、感じて、楽しんで頂ける 作家の季節の新作発表会を一緒に行っています。
これからの夏・秋・冬もますますパワーアップしておおくり致しますので、
どうぞお楽しみ☆
次回は
5/23(金)・24(土) 「夏を過ごす、夏を寄せる」
夏のカタチ、味、色、風景で皆様のお越しをお待ちしてます!
ワークショップのお申し込みは、4/21 より。
またこちらのblogにてご案内致します。
案内メールも間近になりましたら、配信しております。
ご希望の方は、コメント欄にお名前、アドレスをお書き込みください。
承認制ですので、公開されることはありません。
それでは、夏にお会い致しましょう♪
(phot by. 毬詠・ペタコ・鈴木万由香・鈴木陽子・一欅庵・彩詠)
by love-rakugan
| 2014-03-13 22:36
| 2014年