人気ブログランキング | 話題のタグを見る

落雁と季節の会 sukiraku.exblog.jp

落雁作りから広がる、日本の四季や行事、色、味、もてなしをマニアックに伝える 作り・包み・味わう会


by ぺたこ&鳴海彩詠

オリジナル手ぬぐい、出来ました!

2015年、落雁と季節の会 & 一欅庵 和の暮らし展 のオリジナル手ぬぐい が出来上がりました!

オリジナル手ぬぐい、出来ました!_a0254466_17545932.jpg
先の春夏のイベントの際に、初お披露目。
こんな暖簾にて、皆様をお迎えしておりました!

爽やかなスカイブルー、和名ですと新橋色。
2015年今年の吉祥色で染めました。

デザインは、ペタコさん。
天地上下、どう畳んでも、どんな向きでも柄が素敵に見えるようにデザインしています。

オリジナル手ぬぐい、出来ました!_a0254466_17551879.jpg

地面からは、天に向かって草花が芽吹き花が咲く。
天からはたわわの実が実り、鳥が舞う。
芽吹く草花、結ぶ実は、一欅庵に集う私達であり、お客様であり、手から生まれる日本の手仕事数々。
自由な鳥が広い大空を舞うように、ココで生まれたご縁と素晴らしい作品が、広く末長く伝わっていくように…

そんな想いを込めて制作致しました。

手ぬぐいは、和を愛する者にとって馴染み深く、
また、これから改めて日本の良さを楽しんで頂くきっかけにはとても良いアイテム。
一枚の幅36cm、長さ90cmのデザインされた布は、
無限大の可能性を秘めています。
和を伝えるちょっとしたプレゼントにも最適。
海外の方への手土産にも人気のアイテムです。

ですので、今回の手ぬぐいは、染めにもこだわっています。
長年、江戸の浴衣を染めてらっしゃる「三勝染」
こちらで伝統的な注染(ちゅうせん)という技法で染めて頂きました。
表裏に同じ柄が見え、味わい深く、綺麗な染めに仕上がっています。
「三勝染」は、今は注染染めが主になってきていますが、
江戸時代からの染めの技法「長板中型」で人間国宝になった専属職人・清水幸太郎氏を要したところ。
長板中型も注染も、染めはもちろんのこと、基本となる型の糊置きが腕のみせどころ。

オリジナル手ぬぐい、出来ました!_a0254466_18011443.jpg
こちら、2mm幅の斜め縞が綿縮というシボのある生地に注染で染められたもの。
こんな技、今じゃもう出来ない(技術も染料も)ようですが、故 人間国宝 清水幸太郎氏の手によるもの。
そんな技術と知恵が受け継がれているところで染めて頂きました。

そして、現代の技術をプラス。

オリジナル手ぬぐい、出来ました!_a0254466_17551024.jpg
ペタコさんのミシンワークスによる オリジナルロゴ添え。

オリジナル手ぬぐい、出来ました!_a0254466_17550788.jpg
書体は二種類ありますので、どちらがお手に渡るかは、その時次第。
瓢箪に「楽雁」
落雁と楽しい鳥に引っかけて、楽雁に瓢のエンブレムです。
「壺中日月長 こちゅう じつげつ ながし」というように、
一欅庵で繰り広げられる別世界は、のんびりとしたいつもとは違う時間が流れている、そんな意味も込められています。

一欅庵と落雁と季節の会、そして関わって下さる作家さんや来て下さるお客様。
皆でこれからも日本のコト、モノを大切にキチンと繋げていけたらなぁと思っております。

1枚1500円(送料別)
数量限定のレアアイテムです。
通販もお受け致します。
こちらのアドレス(loverakugan@gmail.com)まで、
件名に「手ぬぐい」と入れて
お名前、送り先、連絡先電話番号、メールアドレス、ご希望枚数
をお書き添えの上、ご連絡くださいませ。
折り返し、振込先などをご連絡致します。

次回10月の『一欅庵 和の暮らし展』でももちろんお持ちしますが、
それまでに残っているかは分かりません。
今年の吉祥色をお伴に、2015年の後半もぜひ楽しくお過ごしくださいませ。

お待ちしております^^

by love-rakugan | 2015-08-08 11:11 | お知らせ